日本のバウムクーヘンの発祥は広島県似島(にのしま)

バウムクーヘンは、日本人が無意識に知っているドイツ語ナンバーワンではないでしょうか。

シャウエッセンもドイツ語って知っていますか。 でもこれは、日本人が作った造語ですのであしからず。

Baum  木   Kuchen  ケーキ

木のケーキ。バウムクーヘンって、木の年輪ですよね。

 

バームクーヘンが初めて日本人に紹介されたのは、広島県。

第一次世界大戦時に、広島県の似島(にのしま)にあった捕虜収容所へ捕虜として来たカール・ユーハイム氏によって、知られるようになったそうです。

「ユーハイム」といえば、だれもが知っているでしょう。

治一郎ももちろん美味しいですが、ドイツ語好きとしてはユーハイムに頑張ってもらいたいものです。

なにせ、今ある様々なバウムクーヘンの元祖なんですから。

ちなみに、当時の様子は、鳴門海峡に架かる大鳴門橋の橋桁内(車道の下)に造られた海上遊歩道に写真付きで展示されています。

渦の道

ここの橋の中を歩けます。クラクラしますが、行く価値ありです。

 

正月旅行:鳴門の渦潮で見つけたドイツの歴史

 

収容所では、「収容所」「捕虜」から想像するものとは違う生活もあったようで、展覧会や音楽会、スポーツ大会などもあったというので、少々驚きです。

その展覧会が今の原爆ドーム、当時は「広島県物産陳列館」と呼ばれていた場所で行われ、捕虜の方たちも作品を出品していました。

そこではソーセージやバームクーヘンも実演販売されたと記されています。

バームクーヘンは日本人に好評だったそうです! 日本人の味覚とマッチしたのでしょうね。

 

ところで、正しい?バウムクーヘンの切り方をご存じですか?

私はちょっと前に知りました。

そぎ切りしてますね。 縦の方がおいしそうに見えますけど・・・重たい生地もこうやって切ると、食べやすくなるのだそうです。

ぜひ、真似してみてください。

ちなみに動画内のような、ドイツでよく見るバウムクーヘンより、断然、日本の方がおいしいです。日本人の味覚に合わせて試行錯誤されているので、当然といえばそうですが。

しかし、そこは本場ドイツ。有名どころ?の店で買えば、違うのかもしれません。

それを確かめに、ドイツバウムクーヘン巡りもいいですね。

こちらで詳しく説明されています。

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